BD-1のメンテナンス
今ではbirdy、当時はBD-1。
あまり詳しくはありませんが、古いほうのBD-1には年代の積み重ねと、構造上の結果いくつか問題を抱えていることは見たことがあります。
今回のオーナーさんはしばらく乗らずに保管してあったが、乗れるようになるなら修理してあげたいと、お持ち込み。
手を入れ始める前に大事な確認、フレームにヒビや割れが発生していないか確かめる。
今回のBD-1はおそらく2000年前後の生産車。構造の問題と合わさり、どこかしらはヒビが入っていると疑った方が良いです。
初期のBD-1では
- ハンドルポスト溶接部
- シートポスト頭頂部
- フロントフォーク付け根
- シートクランプ
あたりは念入りにチェック。
結果はシートポスト頭頂部に割れが有り、他の部分は今のところ問題がなかったが予防措置として、ハンドルポストも構造が強くなった現行品へ入れ替え。
この車体は今後折りたたむことをやめてしまうらしく、今の使い道に合わせて状態を起こして前傾姿勢を弱くするようにハンドル交換カスタマイズを選択。
規格違いで無理やり動かしていたブレーキレバー
どっかに行ってしまったフィッシュボーンも
合わせて修正。
すべてが整い試乗してみるとゆるゆる乗るのにちょうどイイ、シティサイクルができました。