インターマックスのロードバイクをOH
カーボンロードバイクをオーバーホールのご依頼でお持ち込み。
しばらく乗らない間があったとのことですが、消耗品関連はしっかりと交換されている様子で×な箇所は少なめ。
お客様もどちらかというと点検と細部までのクリーニングをご希望されていたため、各コンポーネント取り外しからの清掃とオイルアップ+ヘッド/BBパーツグリスアップで受付。
まずは分解して丸洗い
保管状態が良い車体でぱっと見はとてもきれいですが、
通常は洗車でも取り外さないブレーキやクランク周りは見えてないだけで、結構汚れています。
今回はクリーニングに合わせて、BBやヘッドパーツのグリスも入れ替えます。
カンパやフルクラム系のクランク周りはシマノ系と比べて、回転が軽く耐水シール性が弱い為頻繁に乗る方は定期的なクリーニングとグリスアップをしてあげてください。
ホイール・ハブ周りは点検とクリーニングのみで終わりましたが、車体と同年代のイーストンのホイールで、非対称リムにハイローフランジ、独自にストレートプルスポークを作る等、現在の完組ホイールと比べてもそんなに変わらない設計でした。
逆を考えれば 昔からロードホイールの理想と手段はそんなに変わっていないのかもしれません。
全ばらしついでに当店でもオススメしているハドラスコーティングを施工。
下処理と合わせて全部で3層のコーティングで耐汚性とテカテカな美観を向上。
・・・写真では伝わらぬ。
脱脂処理後 コーティング終了
一日干してコーティングの定着待ち
清掃が終わり各部オイルアップが終わったパーツを順に組付け、伸びていたチェーンは最後に取り換えて終了。