パナソニック電動自転車のリムが割れる

日常の必需品にもなってきている、電動アシスト自転車。

車体の構成上車体重量が重く、重量バランスも後側が重くなっています。

乗車姿勢もサドルにどっかり座り、後側にチャイルドシート+お子さんを乗せて活用されている方も多く、後車輪へ負荷がかかりやすい構造です。

今回修理で持ち込まれた車体はお子さんを乗せて毎日頑張っていたらしく、

  • 後タイヤすり減りからの要交換
  • 後スポーク×2折れ
  • 頑丈なステンレスリムが割れる
つなぎ目が割れ始める

今後もしっかり頑張ってもらうため、リム+スポークの交換ではなくタイヤも含めての全交換をご提案。

当店では定番になっているリチウムViviDXのタイヤ交換時に、26×1-3/8の通常タイヤから26×1-1/2の一つ幅の太いタイヤへのタイヤ幅アップ。

タイヤのエアボリューム増量からのパンクの低減、過大な衝撃の緩和、走破性の向上とメリットが多いです。

悪影響としてタイヤ質量増加からの車体重量増加、重さが増えれば電力消費の増加、車速の減少等が考えられますが、この辺りはプラス面マイナス面のバランスを考えていただければと思います。

今回も選択したタイヤは日本製の文字が誇らしいIRCの電動自転車用タイヤ”足楽プロ”。もともとは業務用で使われるようなタイヤですが、電動自転車のタイヤとしては必要な要素のすべてを満たすタイヤです。

電動自転車はパンクした時は車体が重く押し歩きも大変です。たまにタイヤをチェックしてあげて、溝が目立たなくなっているならそろそろ、交換を考えてあげてください。