見えない部分の重要なパーツ
当店に修理をお任せいただいている車体のBB(ボトムブラケット)を交換。
過去にはスポーク折れからのリアホイール交換、前後タイヤ交換、チェーン交換と駆動系の消耗が目立つほど走るお客様。
標準が調整式のカップ&コーンタイプの安価なBBで、異常発覚時には結構なガタつき。
高価なカップコーン式BBと比べると回転性能が劣ってしまうが、耐久力が上がるカートリッジ式BBに変更。
![](https://i1.wp.com/ogurin.tokyo/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211027_153325.jpg?resize=540%2C960&ssl=1)
回転性能をさらに求める方へセラミックベアリング仕様とか、軽量性を上げるためにカーボンボディ/チタン軸仕様等、色々と選べるTOKENのスクエアテーパーBBから
スタンダードなクロモリ軸にプレミアムなベアリングを使ったモデルをお取り寄せ。
クランク周りを外して、
![](https://i0.wp.com/ogurin.tokyo/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211027_152217.jpg?resize=1920%2C1080&ssl=1)
ささっと交換。
![](https://i1.wp.com/ogurin.tokyo/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211027_153832.jpg?resize=540%2C960&ssl=1)
終わってしまうと普段は見えないところで頑張ってくれているこのパーツ。
ガタつきに気づくのが遅れてしまい、「なんか変な音がするけど、乗れるから~」と
そのままにしてしまうと痛んだベアリングの症状”虫食い”が発生します。
滑らかにペダルがまわらなくなり、前に進むための力も多く必要になり何だか疲れる自転車になってしまいます。
![](https://i2.wp.com/ogurin.tokyo/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211028_105740.jpg?resize=1080%2C1920&ssl=1)
よく走る方であれば年に一回の回転部の点検をオススメします。
新しく自転車を購入後、あらかじめ今回のように強さに信頼がおける物と入れ替えてしまうのも◎。
仕事がら雨でも乗る人のBBは痛んでることが多い印象です。
点検で持ち込まれた方は全車確認しています、心配であればお持ち込みください。