oldMTB sunn リユース自転車プロジェクト

車体塗装も含めた大掛かりなカスタマイズ内容の一例

普段使いの街乗り自転車で一部の人の心をくすぐる、oldMTBのジャンル

当店でも少数ですが所有して楽しんでいる方もいて、完成形を思案してそれに向けて準備する作業も楽しい内容です

当店舗を通して販売する以上用意するフレームにもいくつかの条件を設定

  • フレーム素材はクロモリスチール、鉄
  • 可能であれば前後はサスペンションなしのフルリジッド
  • 専用規格のヘッドパーツやボトムブラケットを選択していない

うまく仕様が決まると、スピードは求めない丈夫な車体構成

普段の街中移動にぴったりな一台が出来上がる

プロジェクトの一台目はフランス、sunnのMTB

手に入った時にはこのような状態

まぁまぁ状態は悪く使える部分が少ない状態。

  • ステッカーがあちこち剥がれている
  • 塗装が色あせて、下地のサビが浮いてきている
  • ホイールのリムサイドのアルミが腐食してガビガビ
  • コンポーネントはXTのパラレルリンクVブレーキ以外は要交換
  • ステアリングコラムを切りすぎてハンドル高さが上げづらい

フレーム自体がサビてしまっている為、一度塗装をすべてはがしてサビ落としからサビ止め処理からすたーと

通常塗装をはがす場合はステッカーの類は削り落としてしまうため、何もなくなってしまうが

せっかくの往年のsunn。

うまいことステッカーをはがしてステッカーの再生をしたうえで、塗装完了

新しく準備するコンポーネントはフロントシングル仕様のディオーレ10速

高さの低いフロントフォークは掘り出し物の当時の未使用マニトウが手に入ったのでサスフォークに入れ替え

前後のホイールは手組で作成・ヘッドパーツは丈夫なシールドタイプへ打ち替え

シマノのクランクにナローワイドシングルリングの1×10速仕様

細かいところのパーツ選択は一任されたので、似合いそうなパーツを用意させてもらう

懐かしくも、新しい一台になりました